ランニングシューズ 「ブルックス グリセリン13」

 新しいランニングシューズを購入。約1年ぶり。

 購入したのはB&D渋谷店。ランシューズ購入はだいたいここ。

来月の半ばに横須賀のハーフマラソン、12月には湘南国際フルにエントリーしている。が、7月の頭にふくらはぎを痛めて(肉離れ)しまい、がっつり走りこむ予定だった7~9月はほとんど走れなかった。そして、実はまだ痛い。

おそらく今回は自己ベスト更新は無理だろう。目標は完走。練習においても怪我を悪化させない、新たに怪我をしないことを心がけることになる。そんなこともあったので、ここは一つシューズを新調して気分一新というところもあったりする。

グリセリンは何世代か前のモデルを履いていた。たしか二足続けて購入したと思う。それぐらい気に入ってた。重厚な造り、ソフトに包み込む感触、前方へと体を動かしてくれる傾斜、軽量タイプではないがあまり重さを感じさせないところが気に入っていた。試着の感じでは、今回のモデルもそれらの特徴は活きているように思われる。怪我の予防にも悪くないし、サブ4ならこのシューズでいけるだろう。

明日は平塚でLSD。このシューズをおろす。

マラソンシーズンを堪能する一日になる予感。とか。

『肩書き捨てたら地獄だった』 読書感想

 今さらながら読んでみた。刊行は2年前か。

 アゴラとかでよく見かけるブロガーが著者。東大卒で元官僚。

タイトルから想像したのは「安易に会社や勤め先辞めたら駄目よ、地獄見るよ」っていう内容です。起業やフリーランスがもてはやされる風潮を批判的に論じて、今の仕事にしがみつけみたいなメッセージかと思って、まぁ気にはなっていたけど読まなかったというところがある。

ところが読んでみると、「セルフブランディング・セルフプローデュースのススメ」みたいな内容。「自分は組織を離れて地獄を見たけど、遠からず組織に頼れない時代が来るのは必至。だから組織を離れてもセルフブランディング・セルフプロデュースで生き抜こう!」っていうメッセージでした。

セルフブランディング。たしかに憧れる。はあちゅうとか。でもハードル高いんだよね。はあちゅうとか。ある程度自分のバックボーンを吐き出さないと駄目みたいな雰囲気があって。はあちゅうとか。まぁフィクションでもいいんだろうけど。

この本の中でも自分語り的な「ストーリー」を提示して認知されるように努力する、みたいな提案がある。抵抗あるなぁ。自分としては、「ストーリー」で認知してもらうのではなく、「機能」として認知されたいという欲望がある。匿名性に守ってもらいたいというか。こんなこと言ってるからブログも続かないんだろうけど。

セルフブランディング、実際にはブログ書いたりSNSで発信したりすること、億劫だったけど少しはそういったことを考えたりしないといけないなぁと思わせて、そっと背中を押してくれる一冊。でした。

で、冷温停止中だったこのブログも再開してみようかと。

三島~修善寺 レジャーラン 006

修善寺温泉から戻ったバスを降りると、ベアード方面に向かうバスが少し向こうに入線している。少し走ってバスに乗車。連絡時間0という効率的な移動を実現。

バスに乗ること10分ぐらいか、「ラフォーレ修善寺下」というバス停で下車。ん?

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ビール工場はどこだ?

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旗を発見。

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旗の少し向こう、坂の下を望む。

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ビール工場!

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到着!

こんなロケーションで、いつも中目黒で飲んでるあのビールが飲めるのか。わくわくするぜ。

店内写真はとってないけど、ネット上にいくらでもあるよね。

ベアード 修善寺 - Google 検索

店内に4名ぐらいのグループがいたけど、テラスは雨のためか無人。もう止んでたけどね。ということで貸切。

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テラスから川の上流側を見るスペースに籐椅子がある。そこで川の流れと山の緑を見ながら飲むエールは最高でした。心、洗われるというか。

季節ごとにこの場所でベアードを飲みたいな、というアイデアが。

次は秋、山の木々の緑が違う色に染まっている頃に来ることにしよう。

三島~修善寺 レジャーラン 005

筥湯(はこゆ)でぬるい温泉を堪能したあと、受付のおじいさんにお勧めの蕎麦屋を聞くというミッション。


ぐるなび - 独鈷そば大戸(修善寺/そば(蕎麦))

 

来たときに降りたバスの停留所近くの蕎麦屋を教えてもらった。なんでその蕎麦屋なのかは聞かなかったけど、まぁ、理由なんて。

バス停へ戻り、そこを少し過ぎて独鈷そば大戸。店内はノーゲスト。また貸切か、やれやれ。雨の平日の午後0時半、夏休みも終わったこの時期、観光客はまばらだ。そういえばこの温泉街ですれ違うカップルは、大学生~社会人3年目ぐらいと思しき若いカップルがちらほら。狭い温泉街ですることもなさそうにウロウロしている。時間があったら走れや。

さて貸切の蕎麦屋、ビール、ではなくて地酒の日本酒、萬葉をいただく。原酒。

窓の外は雨にぬれた緑がみずみずしく、気だるい午後を飾っている。そばをゆでる間、地酒と地物野菜の煮物。うん、温泉の後は日本酒だよ。ビールじゃないね。

濃い目のつゆでそばをいただいた後、駅までバスで戻り、本日の目的地、ベアード修善寺に向かう。

三島~修善寺 レジャーラン 004

修善寺駅に到着する前から少し雨が降ってきた。

修善寺温泉まで走ろうかとも思っていたのだけど、雨だし、疲れたし、で修善寺駅に雨宿り&情報収集のため立ち寄る。到着した少し後から雨脚が激しくなり、雷鳴も!

観光案内所nお姉さんに最寄の立ち寄り湯、アクセス、天気の具合を聞く。最寄の立ち寄り湯は筥湯、バスはxx番線、天気は???とのこと。

雨は相変わらず激しいので、駅構内のコンビニでビニ傘を購入。バスを待って温泉へ。

バス道は交通量も多くて、路肩も狭くて、走り辛そう。でも今度は温泉まで走りたい。

修善寺温泉に着く頃には雨も止んでいた。バス停から少し歩いて修善寺 筥湯へ。

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筥湯、平日の12時オープンすぐだったから、最初は貸切。入浴料は350円。特に際立った設備はないけど、新しくてキレイな建物。お湯は少しぬるかったけど、気持ちもシンプルになるような素朴な温泉です。

 

三島~修善寺 レジャーラン 003

大場川は富士の裾野から流れる清流。近くで見ても汚れてはいない。

そういえば三島駅から三嶋大社までの街中にきれいな遊水路があった。富士の湧き水が流れる街、良い街です。三島。

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さて大場川を下流に走る。なんだか三島市内の土手はいまひとつきれいに整備されていない。三島市を出て函南町領域に入ると、きれいに除草された気持ちのよい土手ランニングとなる。まぁ、この辺は行政の事情でしょうな。

景色は、微妙に単調。のどかな田園風景、畑、山。キレイなんだけどカメラを取り出すほどではないかな。しょせん、スマホだし。

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川沿いランニング、土手を走るのは風も景色も気持ちいいのだけど、いろいろと落とし穴もある。

・日陰が少なくて、夏は暑い。ランニングしたのは9月4日で、まだまだ夏の日差し。逆に冬は風をさえぎるものがないから寒し走りづらいよ。

・自販機やコンビニがなかなか見つからないことも。給水や補給が途切れがち。

・たまに支流があったりする。油断すると本流から逸れてしまう。

右岸/左岸、間違えると橋があるところまで戻らなければならない。

・etc

ということで暑い中、自販機を探しながら、道に迷いながら、橋まで戻りながら、25kmを3時間ほどで修善寺に到着した。

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三島~修善寺 レジャーラン 002

修善寺への出発地点は三嶋大社

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http://www.mishimataisha.or.jp/

詳しくは上記のリンクなのだけど、すごかったのはキンモクセイ

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見上げるばかりの巨木。樹齢1200年というから平安時代から伝わるということか。

そしてその香り。説明によると9月上旬と下旬に花が咲いて香るらしい。その大きさにふさわしく、広く強く濃厚に香るのだ。

 

三嶋大社前の入り口、旧東海道に出て軽く準備体操、東の方角、大場川に向けて出発。