湘南国際対策 3時間LSD練習会

snsで募集していたLSD練習会に参加。

コースは平塚駅出発で湘南国際マラソンのコースの一部。

湘南国際マラソン コースより
コース

相模川のやや西からコースに入って、東に向かう。江ノ島の手前、地図で言うと第3関門あたりでUターン。スタート地点まで戻って終了。約3時間で約21km、休憩時間を除くと、kmあたり7分半ぐらいか。

LSDを一人でやってもうまくいかないのは、自分の好みのペースに上がってしまいがちだから。今回はその点が集団でコントロールされているから、常に7分台後半という、あまり経験のないスローペースを維持することができた。

それにしても、人間は集団に同調する・集団からの影響を受けやすい動物なのだとあらためてに感じた。自分が望まない、快適ではないペースであっても、まわりに合わせて走っていると不快な感じは消えて、ちょうどよく走れてしまう。

周囲に行動を合わせることで快適な感情を得るというのは、本来はあまり美しくない。と普段は思っているけど、それが現実なのだなあ。同調圧力に屈する私。

でも、これを利用することもできる。

ややきつめのペースであっても、そのグループに入ることで多少は楽に走れるということは考えられる。ランニング以外でも、例えば勉強を習慣化している集団に入れば、同じような習慣を身に付けることができるだろうし。

まわりに合わせることで良い影響を受けられることがあるのであれば、それは利用していこうじゃないか。あーそうですね。

三島~修善寺 レジャーラン 001

一般的なランナーにしてクラフトビールラバー。

初めてクラフトビールを飲んだのは2011年ごろ、近所の酒屋に置いてあったベアードの季節限定ものだった。当時はまだ大瓶で出していた時期。今でもそうだけど、季節限定モノのラベルはとてもそっけない、通常であれば「裏側」の説明書きのようなものだったのが、かえって魅力的に見えたのだ。

飲んでみてまた驚く。ホップの風味が鋭くかつ豊かで、普通に飲んでるビールとはまるで違う。当時は圧倒的にワイン好きだったのだけれど、ベアードビールを飲み続けるうちにビール派、じゃなくてクラフトビールラバーとなっていった。

そんなベアードビールが今年の前半に、修善寺に新たな醸造施設を建設し、そこで醸造したてのビールも飲めるというニュースを聞いた。

修善寺に行ったことはなかった。調べると三島から乗り換えて向かうようだ。ちょっと行くのは面倒くさいな。その当時はそう思っていた。

8月のある日、ふと、三島から修善寺まで走ると何kmぐらいだろう?と思い、グーグルマップで調べてみたところ、約25km。おっ、これなら走れるじゃん。修善寺といえば温泉地、走った後に温泉で汗を流して着替えて、さっぱりしてからビールが飲めるじゃん。青春18切符を使えば交通費も低く抑えられるじゃん。

その計画を実行したのは、9月上旬の平日、休日出勤の振替休日の金曜日。午前8時半ごろに三島の駅に降り立った。

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物語 中東の歴史/牟田口義郎

 

物語 中東の歴史―オリエント5000年の光芒 (中公新書)

物語 中東の歴史―オリエント5000年の光芒 (中公新書)

 

 

人並みに世界情勢などを気にする社会人としては、やっぱりシリアやウルグアイパレスティナISISのニュースは気になる。なんでこんなことになるんだろう?と。

少し中世の西洋史も好きだったりするので、これらの地域がかつてオスマントルコ帝国の支配地域だったりすることも気になっていた。

だいたい19世紀以前はどこも似たように野蛮で残酷な話で一杯なわけで、かつての中東地域もイスラム国家により支配されていて、戦いに明け暮れて暗殺や裏切り、謀略が渦巻いていて。そう考えると今日のISISの動きも、かつての中東地域の勢力争いが続いているのだなーって思えてくる。

第一次大戦オスマントルコが解体され、続く大戦で資本主義対共産主義の構造が導き出された。その構造、冷戦が崩壊して時間が逆回りになったかのように中東地域イスラム国家建設の動きが現れている、と考えると、いろいろと腑に落ちるような気がする。ロシアの動きもこの逆回りの一環ではないだろうか。アメリカが国内にこもりがちなのも、モンロー主義を思い起こさせる。

奇しくも今年は第一次大戦勃発から100周年。この大戦を知ることが現代の世界情勢を理解するうえで必要なように感じられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GPSウォッチを購入

3月の板橋マラソンで足のけいれんに悩まされた反省として、長距離ランにできるだけ取り組もうという結論となった。それに基づいて、川崎市内の自宅から

観音崎公園 - 神奈川県ホームページまでのラン、横須賀ヴェルニー公園/三笠公園から三崎港までのラン、二度の40kmオーバーの距離を走ってみた。

走ってみて一番の問題は・・・・iPhoneのバッテリーがもたないことだった。

せっかくの長距離ラン、珍しいものやキレイな風景がたくさんあって、写真もバンバン撮りたいところ。しかしバッテリーが心配でほとんど撮れなかった。かといってカメラを持っていくのは走るのに邪魔。

ということで、GPSウォッチがどうしても必要ってことで、ガーミンを購入。

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携帯用ハンディGPSナビゲーターのトップシェアを誇るGARMIN(ガーミン)の正規代理店いいよねっと ForeAthlete220J BlackRed

まだ設定とか使い方は把握してない。それはともかく、早く長距離ランにでかけたいのだ。

 

足のけいれん

人生初のフルマラソンは今年3月の板橋シティマラソン。河川敷を走るのにどこがシティじゃっ!

大胆にもサブ3.5を狙いつつ、前半は気持ち抑え目で、それでも1時間42分ぐらいで半分を通過。これならいけると思った矢先、足のけいれんが頻発して止まっては走り、走っては止まるという展開に。後半は前半のプラス30分で2時間15分ほど。フルタイムで3時間57分とぎりぎりサブ4は達成したものの、足のけいれんはトラウマ状態に。

で、今日のスポーツニュースに気になる記事。

東京新聞:伊藤が全米初勝利 テニス 全米オープン:スポーツ(TOKYO Web)

“けいれんに悩まされた過去の経験も生かし、小まめに水分を補給し「笑うこと」でリラックスしたプレーを心掛けたという。「硬くなると筋肉も緊張しちゃうから」”

なるほど。次は走りながら笑おう。

 

亜玖夢博士の経済入門/橘玲

目次に「行動経済学」や「囚人のジレンマ」といったタイトルが並んでいるので、まぁ、ゲーム理論関連の一般常識がわかりやすく解説されているんだろうな、という先入観で読み始めたところ、なかなかエンターテイメントなストーリーを展開していたので少しびっくり。良い意味で。

亜玖夢博士の経済入門

亜玖夢博士の経済入門

 

 実際にストーリーとタイトルの内容が整合しているかというとそういう訳でもなかったりする。そんなことは気にせずに読むのが正解。

フラニーとズーイ/サリンジャー/村上春樹訳

8/25に村上春樹がイベントでしゃべったそうだ。

村上春樹さん「創作は地下室に入るよう」 英イベントで:朝日新聞デジタル

「心の中の地下室」って中二病的なものがたくさん滞留しているイメージ。

中二病的なものっていうのが簡単に言えば生き辛さの感触のようなものであるとすると、それを心の中の地下室から取り出してきて言葉で表現するというプロセスが村上春樹の小説を形作っているのだろう。

フラニーとズーイ」もそのまま「心の中の地下室」に滞留している生き辛さの感触をテーマにしたもの。宗教的な議論がうっとおしいけれども、村上春樹ワールドに通じるものが多々あって、それはそれで興味深い。

村上春樹の解説によれば、この作品は内容よりも文体を味わいが美点だという。文体。うーん、そこのところはピンとこない、よくわからないな。

 

フラニーとズーイ (新潮文庫)

フラニーとズーイ (新潮文庫)