2016年ノーベル文学賞にボブ・ディラン・・・どんな気分だい?
ニュースでは相変わらず村上春樹の受賞期待を取り上げていたが、まさかのボブ・ディラン。村上春樹もボブ・ディランが好きなはずだから(たしか作品の中で取り上げていた記憶が)、コメント出さないかな。自分のことのように嬉しいとか。
ビートルズは散々聴いたけど、ディランはほとんど聴いていない。CDとかも手元にない。誰かのカバーを聞くことが多いかな。ラジオでディランがかかることなんかほとんどないし。
ディランで思い出すのは最近のテレビ、NHKのEーテレの番組で浦沢直樹がlike a rolling stoneの歌詞を取り上げていた。一時は成功を収めたがやがて落ちぶれてしまった誰かに対してディランが「どんな気分だい?」と問いかけている。どんな気分だい?番組で浦沢は、この歌詞はディラン自身が自分に問いかけているんだ、成功したディランはそれでもみじめな気分の自分を客観的に眺めて問いかけている、どんな気分だい?
浦沢自身も最近はよからぬスキャンダルが暴かれて、まさしく「どんな気分だい?」なのだろう。
どんな気分だい?、客観的な内省と言い換えてもそれほど間違っていないだろう。
村上春樹の登場人物は「悪くないよ」と答えるんだろうな。
ランニングシューズ 「ブルックス グリセリン13」
新しいランニングシューズを購入。約1年ぶり。
[ブルックス] BROOKS ランニングシューズ メンズ グリセリン13 1101991D 062 (ブラック/ハイリスクレッド/シルバー/26.5,US 8.5)
- 出版社/メーカー: Brooks
- メディア: Shoes
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購入したのはB&D渋谷店。ランシューズ購入はだいたいここ。
来月の半ばに横須賀のハーフマラソン、12月には湘南国際フルにエントリーしている。が、7月の頭にふくらはぎを痛めて(肉離れ)しまい、がっつり走りこむ予定だった7~9月はほとんど走れなかった。そして、実はまだ痛い。
おそらく今回は自己ベスト更新は無理だろう。目標は完走。練習においても怪我を悪化させない、新たに怪我をしないことを心がけることになる。そんなこともあったので、ここは一つシューズを新調して気分一新というところもあったりする。
グリセリンは何世代か前のモデルを履いていた。たしか二足続けて購入したと思う。それぐらい気に入ってた。重厚な造り、ソフトに包み込む感触、前方へと体を動かしてくれる傾斜、軽量タイプではないがあまり重さを感じさせないところが気に入っていた。試着の感じでは、今回のモデルもそれらの特徴は活きているように思われる。怪我の予防にも悪くないし、サブ4ならこのシューズでいけるだろう。
明日は平塚でLSD。このシューズをおろす。
マラソンシーズンを堪能する一日になる予感。とか。
『肩書き捨てたら地獄だった』 読書感想
今さらながら読んでみた。刊行は2年前か。
肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方 (中公新書ラクレ)
- 作者: 宇佐美典也
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/12/17
- メディア: Kindle版
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アゴラとかでよく見かけるブロガーが著者。東大卒で元官僚。
タイトルから想像したのは「安易に会社や勤め先辞めたら駄目よ、地獄見るよ」っていう内容です。起業やフリーランスがもてはやされる風潮を批判的に論じて、今の仕事にしがみつけみたいなメッセージかと思って、まぁ気にはなっていたけど読まなかったというところがある。
ところが読んでみると、「セルフブランディング・セルフプローデュースのススメ」みたいな内容。「自分は組織を離れて地獄を見たけど、遠からず組織に頼れない時代が来るのは必至。だから組織を離れてもセルフブランディング・セルフプロデュースで生き抜こう!」っていうメッセージでした。
セルフブランディング。たしかに憧れる。はあちゅうとか。でもハードル高いんだよね。はあちゅうとか。ある程度自分のバックボーンを吐き出さないと駄目みたいな雰囲気があって。はあちゅうとか。まぁフィクションでもいいんだろうけど。
この本の中でも自分語り的な「ストーリー」を提示して認知されるように努力する、みたいな提案がある。抵抗あるなぁ。自分としては、「ストーリー」で認知してもらうのではなく、「機能」として認知されたいという欲望がある。匿名性に守ってもらいたいというか。こんなこと言ってるからブログも続かないんだろうけど。
セルフブランディング、実際にはブログ書いたりSNSで発信したりすること、億劫だったけど少しはそういったことを考えたりしないといけないなぁと思わせて、そっと背中を押してくれる一冊。でした。
で、冷温停止中だったこのブログも再開してみようかと。
三島~修善寺 レジャーラン 006
修善寺温泉から戻ったバスを降りると、ベアード方面に向かうバスが少し向こうに入線している。少し走ってバスに乗車。連絡時間0という効率的な移動を実現。
バスに乗ること10分ぐらいか、「ラフォーレ修善寺下」というバス停で下車。ん?
ビール工場はどこだ?
旗を発見。
旗の少し向こう、坂の下を望む。
ビール工場!
到着!
こんなロケーションで、いつも中目黒で飲んでるあのビールが飲めるのか。わくわくするぜ。
店内写真はとってないけど、ネット上にいくらでもあるよね。
店内に4名ぐらいのグループがいたけど、テラスは雨のためか無人。もう止んでたけどね。ということで貸切。
テラスから川の上流側を見るスペースに籐椅子がある。そこで川の流れと山の緑を見ながら飲むエールは最高でした。心、洗われるというか。
季節ごとにこの場所でベアードを飲みたいな、というアイデアが。
次は秋、山の木々の緑が違う色に染まっている頃に来ることにしよう。
三島~修善寺 レジャーラン 005
筥湯(はこゆ)でぬるい温泉を堪能したあと、受付のおじいさんにお勧めの蕎麦屋を聞くというミッション。
来たときに降りたバスの停留所近くの蕎麦屋を教えてもらった。なんでその蕎麦屋なのかは聞かなかったけど、まぁ、理由なんて。
バス停へ戻り、そこを少し過ぎて独鈷そば大戸。店内はノーゲスト。また貸切か、やれやれ。雨の平日の午後0時半、夏休みも終わったこの時期、観光客はまばらだ。そういえばこの温泉街ですれ違うカップルは、大学生~社会人3年目ぐらいと思しき若いカップルがちらほら。狭い温泉街ですることもなさそうにウロウロしている。時間があったら走れや。
さて貸切の蕎麦屋、ビール、ではなくて地酒の日本酒、萬葉をいただく。原酒。
窓の外は雨にぬれた緑がみずみずしく、気だるい午後を飾っている。そばをゆでる間、地酒と地物野菜の煮物。うん、温泉の後は日本酒だよ。ビールじゃないね。
濃い目のつゆでそばをいただいた後、駅までバスで戻り、本日の目的地、ベアード修善寺に向かう。
三島~修善寺 レジャーラン 004
修善寺駅に到着する前から少し雨が降ってきた。
修善寺温泉まで走ろうかとも思っていたのだけど、雨だし、疲れたし、で修善寺駅に雨宿り&情報収集のため立ち寄る。到着した少し後から雨脚が激しくなり、雷鳴も!
観光案内所nお姉さんに最寄の立ち寄り湯、アクセス、天気の具合を聞く。最寄の立ち寄り湯は筥湯、バスはxx番線、天気は???とのこと。
雨は相変わらず激しいので、駅構内のコンビニでビニ傘を購入。バスを待って温泉へ。
バス道は交通量も多くて、路肩も狭くて、走り辛そう。でも今度は温泉まで走りたい。
修善寺温泉に着く頃には雨も止んでいた。バス停から少し歩いて修善寺 筥湯へ。
筥湯、平日の12時オープンすぐだったから、最初は貸切。入浴料は350円。特に際立った設備はないけど、新しくてキレイな建物。お湯は少しぬるかったけど、気持ちもシンプルになるような素朴な温泉です。