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物語 中東の歴史/牟田口義郎

本を読むこと

 

物語 中東の歴史―オリエント5000年の光芒 (中公新書)

物語 中東の歴史―オリエント5000年の光芒 (中公新書)

 

 

人並みに世界情勢などを気にする社会人としては、やっぱりシリアやウルグアイパレスティナISISのニュースは気になる。なんでこんなことになるんだろう?と。

少し中世の西洋史も好きだったりするので、これらの地域がかつてオスマントルコ帝国の支配地域だったりすることも気になっていた。

だいたい19世紀以前はどこも似たように野蛮で残酷な話で一杯なわけで、かつての中東地域もイスラム国家により支配されていて、戦いに明け暮れて暗殺や裏切り、謀略が渦巻いていて。そう考えると今日のISISの動きも、かつての中東地域の勢力争いが続いているのだなーって思えてくる。

第一次大戦オスマントルコが解体され、続く大戦で資本主義対共産主義の構造が導き出された。その構造、冷戦が崩壊して時間が逆回りになったかのように中東地域イスラム国家建設の動きが現れている、と考えると、いろいろと腑に落ちるような気がする。ロシアの動きもこの逆回りの一環ではないだろうか。アメリカが国内にこもりがちなのも、モンロー主義を思い起こさせる。

奇しくも今年は第一次大戦勃発から100周年。この大戦を知ることが現代の世界情勢を理解するうえで必要なように感じられる。